ランクル60車内でオイル漏れ?スピードメーターケーブルからのオイル漏れ修理、パッキンとパルス発生器も交換で改善しました!

こんにちはkk318です!

前から気になっていた車内のオイル汚れを修理しました。オイル漏れと言えば下廻りですよね、最初に室内でオイル汚れを発見した時は何の汚れなのかサッパリ分かりませんでした。

ダラダラと垂れてくるわけでも無いのでずっと放置していたのですが、ナビ交換でメーターパネルを外した時にオイル汚れの原因が分かったのです!

そのオイルはメーターケーブルとメーター本体の間から少しずつ垂れていたのです!と言う事でこのオイルはミッションオイルということが分かったので修理することにしました!

ランクル60室内でオイル漏れ?

センタースイッチパネルの下、エアコンのダクトに滲み汚れがありました。

普段運転していて気づく部分ではないのですが、シフト周りに置いてある物を何気なく取ろうとした時に手が触れて、手に付いた茶色い油汚れに気づき異常が分かった次第です。

 

パネルの裏を拭いてみると茶色いオイル汚れが見受けられます。

 

車内オイル漏れの原因

メーターケーブルをつたって車内にオイルが漏れる原因がこちら!

ミッションにあるスピードメーターケーブルの取出し口にあるオイルパッキンが不良でミッションオイルがメーターワイヤーに侵入し、グルグル回転しているメーターワイヤーに汲み上げられて車内のメーターまでオイルが昇っていくのです。

なかなか考えづらいオイル漏れでしょ?!

 

こちらがスピードメーターケーブルの取出し口です。

よく見てみるとパルス発生器(ナビにスピードの信号を送る部品)とその配線にもオイル汚れが付着しています。

そうなるとメーターケーブルの中も外もオイル漏れしているって事ですね。

パルス発生器とは

今どきの車では車両のコンピューターから車速信号を取る事が出来るので、ナビを取り付けるにしても車速信号は難なく接続できるのですが、古い車には車速信号がない車両も多いです。

車速信号のない車で機械的に車速信号を作り出す部品がパルス発生器です。

ランクル60は最終型ワゴンから車速信号が備わっていますが、信号の弱さなどで最近のナビとの相性が悪い場合があります。その場合はパルス発生器を取り付ければナビもうまく作動させることが出来ますよ!

 

メーターワイヤーパッキン&パルス発生器の交換

こちらがパルス発生器です。

だいぶオイルまみれになっていますね、配線の出ている内部にもオイルが回っていたので新品に交換します。

 

こちらがミッションからスピードメーターケーブルを取り出す部分についているスリーブとパッキンの組み合わさった部品です。

スリーブ(金属の筒状の部品)の内側と外側に黒いゴムのパッキンが付いていて、このパッキンでミッションオイルが外に漏れださないようにおさえています。

 

こちらが取り外したスリーブ&パッキンです。

中を見てみるとオイル汚れがパッキンの外側まで来ているのが分かります。

 

こちらが新品のスリーブ&パッキンです。

内部の真ん中あたりに見える黒いリングが内側のパッキンです。本来はこのパッキンより手前側にオイルが来ない状態でなければなりません。

 

交換作業を終えた状態です。

やはり新品はキレイですね!

パルス発生器は以前付いていたものと同じものを注文したのですが形が変わっていました。何かしらの改良がされているのだと思います。

交換後の変化

交換前はメーターケーブルとメーターからスピードに応じて回転している音が鳴っていたのですが、その音もだいぶ小さくなっていました。

本来あるはずのないミッションオイルがメーターケーブル内とメーターに侵入していたため多少なりとも不具合が出て異音が鳴っていたのだと思います。

音に関しては「古い車だからこんなもんか?」と考えていましたが多少小さくなって良かったです!

 

今回の件はとても少ない故障の事案だと思いますが、古い車で室内にオイル汚れが有った場合はメーターケーブルをチェックしてみてはいかがですか?!

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