ランクル60のオイル交換とオイル漏れ対策!ワコーズのエンジンパワーシールドをOILと一緒に注入、白煙軽減にも効果あり!
こんにちはkk318です!
先日、ランクル60のオイル交換をしました。ランクル60は最終型でも既に30年たっているのでオイル漏れの対策も一緒にやってあげるのが良いと思います!
オイル漏れする箇所はだいたい決まっているのですが、パッキンやシールを新品に変えても完全に直すことは難しいですね。
なぜかというと、ランクル60のオイルパンパッキンはコルクで出来ていて、コルクのパッキンは月日とともにオイルが染みてにじんでくるのです。オイルパン以外で漏れるクランクシャフトの前後もシールを新品に変えたとしても、シャフト自体のシールが接している部分が摩耗しており、少しずつオイルが漏れてしまいます・・・
古い車のオイル漏れはうまく付き合っていくしかないですね。
今回はオイル漏れを少しでも改善する為、ワコーズのパワーシールドを入れました!結構効果あるのでオイル漏れや排気ガスの白煙が気になっている方は試してみては?!
エンジンオイルを抜く前に油量をチェック
まずはエンジンオイルがどれくらい減っているかチェックしておきます。オイルが減る原因としては漏れとエンジンで燃料と一緒に燃やしてしまっていることが考えられます。
普通はエンジンの燃焼室にオイルが入り込むことは無いのですが、古い車だとピストンリングやバルブシールの摩耗で燃焼室にオイルが入り燃料と一緒に燃えてしまうのです。
エンジンオイルのレベルゲージは運転席側のフェンダーからエンジンを覗くと発見できます!黄色い輪っかがエンジンオイルゲージです。
奥の方にあるのでリフトアップしているランクルの場合は抜くのもチョット大変。
これがエンジンオイルゲージです。
筒に刺さっているだけなので引っ張れば抜けますよ!
ゲージの先にはLとFの表示がありLがロー、Fがフルの意味です。ゲージを抜いてウエスでオイルをきれいに拭きとって、もう一度奥まで差し込んでから抜き取ってオイルがゲージのどの部分まで付着するかで油量を確認します。
今回はLの下位だったのでとりあえずオイルは極端には減ってなかったのでOKとしよう!前回のオイル交換は半年前位に行っています。
半年に一度のオイル交換でオイルゲージに付かない位減っている場合は、オイル交換後3ヵ月後位に一度オイルの量をチェックした方がいいかもしれません!あまりにも減っている場合は定期的にオイルの補充が必要です。
古いオイルを抜き新しいオイルを注入
エンジンの下側にはオイルパンがあり、オイルパンの一番低い部分にオイルを抜くボルト【ドレンプラグ】があるので、このボルトを緩めてオイルを抜きます!
新しいオイルにこちらの「エンジンパワーシールド」を混ぜます!
混ぜる量は5~10パーセントとのことなので、ランクル60のオイル交換は7~8リッター入るのでワコーズのパワーシールドを2本入れます。
エンジンパワーシールドの効果はオイルシールの弾力を復活させて漏れを少なくするのと、油膜を厚くして摩耗したピストンリングやバルブの隙間を少なくして燃焼室にオイルが入り込むのを防ぎます!
排気から白煙が出るのはエンジンオイルを燃やしてしまっているのが原因なので、燃焼室にオイルが入り込むのを防げば白煙は出なくなりますよ!
パワーシールドを入れる以外の方法として、エンジンオイルを固い粘度の物に変えるだけでも白煙を抑える効果がありますよ♪
ワコーズのパワーシールドはエンジンオイルに混ぜてからエンジンに注入してください!
オイル注入口からパワーシールドだけを入れるのはダメらしいです。
ランクル60のエンジンオイルが漏れる部分
ランクル60のエンジンオイルが漏れる箇所はだいたい3ヵ所
①クランクシャフトフロント側
クランクシールのへたりとシャフトの摩耗が原因でオイルが漏れてきます。
対策:クランクシールフロントの交換(シャフト自体も摩耗しているので完全に漏れを止めるのは難しい)
②クランクシャフトリア側
クランクシールのへたりとシャフトの摩耗が原因でオイルが漏れる(フロント側と同じ状況)
対策:クランクシールリアの交換(シャフト自体も摩耗しているので完全に漏れを止めるのは難しい)
③エンジンオイルパンのパッキン
見えている部分だけ赤で囲っていますが、オイルパン一周グルっとパッキンが入っています。
対策:パッキン新品交換(オイルパンのパッキンはコルクで出来ているので新品に変えてもしばらくするとオイルが滲んでくる)
旧車にオイル漏れは付きものですが、漏れても大丈夫な部分と量、漏れてはダメな部分と量を把握してうまく付き合っていきましょう♪
今日はランクル60のオイル交換と漏れ対策の件でした!