ランクル60四駆の入れ方!4WDと2WDの切り替え、雪道ドライブで戸惑わずに素早く行動するために!切替え出来ない時の応急処置も覚えよう!
こんにちはkk318です!
今日はランクル60の四駆の入れ方をおさらいです。ランクル60はパートタイム4WDなので普段は皆さん2WDで走っていると思います。
雪国の方は冬の間は4WDに入れっぱなしの方もいると思いますが、私の様に雪山へ行く時だけ四駆を使う方はいざという時に素早く四駆に切り替えたいですよね!
ランクル60はハブロックをしないと4WDになりませんので忘れないようにしましょう!室内の4WDスイッチを押しただけでは四駆になりませんよ!
また、四駆切り替えのバルブが故障して切り替え出来ない時の応急処置も知っていると便利ですよ!
ハブロックのしかた
朝起きたら雪が結構積もってた!こんな時は車庫出しから4WDにしないとさすがのランクルも発進できないかも?
私の場合は2WDで行けるとこまで行っちゃうタイプですが四駆に入れた方がスリップしづらいので道路に雪が積もっている時は最初から四駆で走るのが無難ですね♪
ランクル60のハブロックを入れるにはフロントタイヤの中心にあるツマミを回してロックします。今どきのSUVにはこんな作業必要ないですよね!昔の四駆車は車外でこの作業が必要だったのです。
車軸の中心を見てみると【FREE】と【LOCK】の表示で矢印があります、この矢印にツマミの矢印を回して合わせるとハブがロックしたり解除したり出来ます!
通常2WDで走っている時は【FREE】の位置で、4WDで走行する時は【LOCK】に合わせます。
普通は手で回せるのですが、固くて回らない時は車載工具のドライバーをくぼみにひっかけてテコの原理で回します。
車内の4WDスイッチ「H4」を押す
フロントタイヤのハブロックが完了したら車内の【H4】スイッチを押して緑色の4WD表示が点灯すれば完了です!
普段四駆を使わない方だとスイッチだけ押してハブロックを忘れてしまう事があるので注意です。ハブロックしないと4WD表示が点灯しても2WDで走っていますのでスリップしてしまいます。
事前にハブロックしておくのもありです!
例えばこの先山に入ったら確実に雪道だなと分かっている時は手前でハブロックだけ入れておき、道路が雪道になったら車内の【H4】スイッチを押すだけでOKです!
注意点としてはあまり長い時間(特に高速道路など)乾いた道路をハブロックした状態で走ると車軸に負担がかかりますので何十キロも走るのは避けましょう!燃費も悪くなりますしね。
四駆に入らない、四駆が抜けない時の応急処置
室内のスイッチを押しても4WDの表示が点灯しない場合は「4WDソレノイドバルブ」が故障していることが考えられます。
4WDソレノイドバルブはエンジンルームの一番奥中央あたりにあります。
青い方が四駆に入れる時のバルブ、赤い方が四駆を抜くときのバルブです。
室内のスイッチを戻しても4WDの表示が消えない場合は四駆が抜けていないので、スイッチをOFFの状態でエンジンルーム内で応急処置をします。
四駆が抜けない時は4WDソレノイドバルブの下側赤い方のチューブを二本とも抜いてそれぞれのチューブの断面を手で突き合わせてつなぎます。すると空気が流れて四駆を抜くことが出来ます!
室内の4WD表示が消えるまで続けてください。たぶん合わせて数秒で消えると思います。
反対に四駆に入らない時は室内のスイッチを押した状態(ON)で4WDソレノイドバルブの上側青い方のチューブを抜いて手動で突き合わせて4WD表示が点灯するまで続けます。
ランクル60の4WDソレノイドバルブはすでに廃盤の部品なので故障してしまっている方は中古部品を探して交換するか毎回この作業が必要になります。
慣れれば簡単な作業なので故障している方は部品が見つかるまで応急処置でしのぎましょう。
今日はランクル60の4WD切り替えと故障時の応急処置についてでした!